2015年07月22日
歓びの声 (師範テスト合格者)
年に一度、書道誌『暁』で、一般の部・特待生の資格を得た人にだけ受験資格が与えられている『師範テスト』があります。
今年も当塾から「硬筆部」に2人挑戦して、見事合格した中尾小千代さんを紹介します。
暁誌7月号に掲載された「師範テスト合格者決定!!! ーその歓びの声ー」からご本人の許可を得て転載いたします。
短い文章の中から、前向きにいろいろチャレンジする心を、パワーを感じとってもらえれば嬉しく思います。
硬筆部 中尾小千代
この度は、師範認定の合格通知を頂きまして本当に有難うございます。
梅原千鶴先生のところに入塾しましたのは、娘4歳、息子4ヶ月の時、東日本大震災から自分と向き合うなかで、再び書を学びたいという気持ちからでした。
実際には、育児と仕事、家の諸々を抱えながらのおけいこで、時間の捻出は常に課題ではありましたが、先生や教室の皆様に温かく支えて頂き、今日まで続ける事ができました。
お陰さまで、娘も小三、息子も幼稚園に通うまで成長し、今は親子で先生のアトリエに通っています。
三月に受験資格の特待生になることができ、滑り込みの挑戦となりましたが、このたびの思わぬ朗報に家族共々よろこびと感謝の気持ちで一杯です。
これからも社会でお役に立てるように、一生精進して参りたいと思っておりますので、ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
もう一人受験されて、残念ながら不合格になってしまった方は、仮名、漢字、実用書何を書いてもいつも好成績の実力者です。私は「普段通りで挑戦して頂ければ・・・大丈夫 !!! 」と、軽く考えていたのですが、ご本人にとってかなり気持ちにプレッシャーがかかっていたようです。
今回『平常心』の難しさを感じ入りました。「平常心のコツ」と言う本が出版されていますので、買って読んで、彼女に伝えたいと思います。
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2015年07月07日
須遥会展
7月3日・4日・5日、大阪天満橋『エルおおさか』 9階ギャラリーで、須遥会展覧会が開催され、、多くの方にご高覧頂きました。
お暑い中、お運び頂き、有難うございました。
私は4点それぞれ趣の全く異なる作風のものを選び、出品しました。百聞は一見に如かず、写真をUPしましたのでご高覧ください。
縦70cm×横200cmの大作、大きい印は「清神茗一杯」自刻印で、左下方の小さい印が千鶴の落款印です。
「喫茶去」は、禅宗で相手を叱咤する語で、「お茶でも飲んでしっかりせよ」の意ですが、「お茶でも召し上がれ」と言った日常即仏法の境地をしめす言葉と誤解されています。この作品を制作したとき、この作品に合う落款印が間に合わず、日本篆刻展で受賞した自刻印「清神茗一杯」を押印し、その左に小さい千鶴の落款印を用いました。「清神茗一杯」は、美味しいお茶を飲めば神(心)も清らかになる・・・と言った意で、お気に入りの作品の一つです。
蓮の花のスケッチ画に般若心経を書き込み、絵と書のコラボを試みました。父が他界したのがちょうどお盆でしたので、父を偲んで書きました。
金子みすずの詩「大漁」、この詩に初めてであった時、衝撃を受けたことを今でも鮮明に想い出します。
人間は「大漁」で喜んでいても、海の中ではいわしの「とむらい」をする・・・この言葉に、今まで気づかなかったこともショックでした。
この作品をもとに、型染めのタペストリー(暖簾仕様)をセットで展示いたしました。型彫、染め、縫製に至るまで私の手作業です。
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2015年06月26日
一人旅・・・東京~上越妙高~金沢
梅雨の季節に、東京を皮切りに、美術観光巡りの気ままな一人旅に出かけました。
月曜の朝(8時半)に自宅を出て東京着12時。荷物をホテルに預けて、東京銀座三越で開催中の川端紘一スケッチ展に・・・・。
会場で友人と合流して、遅めのランチ後、銀座をぶらぶら。shopに入ってはいろいろ物色して、お気に入りをゲットです。
行き交うひとにTV局がインタビュー、私たちも声を掛けられて「携帯の待ち受けの画面」について質問を受けました。
黄昏の東京駅で「また会いましょう」と、半世紀に及ぶ友人とさよならをして、それぞれ帰途につきました。
翌日は上野の森を気ままに散策することに・・・。若いころは日展を研鑽の場としていたので都美術館に向かいました。ちょうど日工展が開催中だったので同級生の陶芸家井出照子さんの作品を拝見することが出来ました。楽しみにしていた黒田記念館は、あいにく点検の作業の為臨時休館でした。少し足を延ばせば姪が7年間通った東京芸大、興味ある展覧会でしたが時間の関係でスルーしましたが、後日TV美術館の番組でゆっくり観ることが出来、好かったです。
日展の祝賀レセプションは、私の出展していた頃は上野精養軒でした。思い出のレストランでランチしようと立ち寄りますと、今嵌まっている「天皇の料理番」とコラボしていて、徳蔵が料理人を目指すきっかけとなったカツレツを注文したのは言うまでもありません。
東京に発つ日を月曜にしたのは、仕事が片付かなかったこともありますが、この番組を見逃したくない!!! という気持ちが大きかったことは否めませんね。
想像だにしていなかった素敵な出会いで口福を得、至福の時を過ごしました。
和服のご婦人たちの後ろについて上野の森を離れ北陸新幹線の時間迫る東京駅に向かいました。
充実した楽しい東京の2日間でした。夕方5時過ぎには上越妙高駅で迎えの息子と出会います。
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2015年06月02日
有難うございました。
5月末の土・日曜、吹田浜屋敷の蔵ギャラリーで開催しました第34回鶴悠会書展、盛会裏に終えることが出来ました。まだ5月にもかかわらず真夏日、吹田市の催しと重なったのですが、多くの方においで頂き、有難うございました。
今年は初出品者が8名、そのうち5歳児の年少さんが2名。幼いながら「きりん」「虎」にチャレンジした作品は、しっかりした筆遣い、堂々として味わい深く、多くの来場者の目を引いていました。
中高生は、動物の出てくることわざから言葉を選びました。目標に向かって「猪突猛進」のNさん、いろいろ多方面で頑張っているR君は「獅子奮迅」の言葉を・・・・・。どんな意味ですか?と聞かれた「兎の登り坂」、「兎は前足が短いので坂を登るのが得意、それに倣って得意なものを伸ばそうというもの。
普段のおけいこの作品も飾りました。
継続は力なり、・・・地道にコツコツ続けてもらいたいと願います。
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2015年05月27日
展覧会迫る!!!
アトリエの紫陽花(咲き出しました。写真は昨年撮影したもの。)
3月から作品制作して、案内状写真撮影、お軸に表具・・・と準備を重ねてきました展覧会が、いよいよ2日後に迫りました。
今年のテーマは『動物』、出品者は自分たちの好きなアニマルを、ことわざ辞典から動物が使われた好みの言葉を、筆に託してのびのび書きました。
皆様のご高覧をお待ちしています。
2015年 第34回 鶴悠会書展 学生の部
会期 5月30日(土) am11:00 ~ pm7:00
5月31日(日) am10:00 ~ pm6:00
会場 浜屋敷蔵ギャラリー(吹田歴史文化まちづくりセンター)
☎ 06-4860-9731
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2015年05月22日
天王寺 お寺&アベノハルカス
爽やかに晴れ上がった水曜日、天王寺区にある菩提寺で義母の法事を営みました。
平日にもかかわらず、たまたま仕事が休みと重なった孫たちも加わって、賑やかに勤めることが出来ました。
お墓も寺内に在り、一般のお墓参りと異なって、御堂筋を南に車を走らせて行きますので、気持ちも明るいです。
兄妹が久しぶりに全員集まりました。お寺から移動して、アベノハルカス12Fでゆっくり食事をした後、10Fの屋外のベンチで外の空気を吸って、カフェ。弟は煙草が気兼ねなく吸えるのでとても気に入ったようでした。
その近くには、貸農園があって、ジャガイモやキュウリの苗が植えられて、可愛い花をつけていました。
農作業していて方にお話を伺うと、「10ヶ月間の借り賃が10万円、希望の苗を支給してくれて、朝晩の水やりなどもしてもらえます。競争率3倍!」 畳1枚ぐらいの区画でした。都心の真ん中とは思えない、素敵で気持ちいい空間です。忙しい都会人ならこんなところで土いじりすると和み癒されることでしょう。
10Fには、お稲荷様もまつられています。
久しぶりに兄妹集まって、楽しい一日を過ごすことが出来ました。きっと、義母も喜んでくれていることでしょう。
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2015年05月04日
ゴールデンウィーク
今年のゴールデンウィークは休暇が長いものの、すでに後半に入りました。
我が家は30年来、黄金週間は大掃除や、気にかかっていた家事や、春の展覧会の準備で過ごしています。
ゆっくりした気持ちで取り組めますので、大掃除も家事も仕事もマイペースで取り組め、片づけた後は気持ちが爽やかで充実感があるので、また快いものです。
展覧会の作品の表具も、案内状も出来上がり、ホット一息です。
2015年第34回 鶴悠会書展学生の部は、5月30日・31日の土日に、吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」の蔵ギャラリーで開催します。子供たちののびのびした作品を是非ご高覧ください。お待ちしています。
写真は去年の展覧会のものです。
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2015年04月27日
夜更かし
選挙結果が知りたい・・・吹田市長は?市会議員は?
午前0時から、スペイン・バルセロナで開催のテニス決勝戦、錦織圭君の活躍が気にかかります。。幸い優勝してくれたので、安心して眠ることが出来ました。
今朝の2Fのベランダの花たちを紹介します。蘭の花も大きくなって、モッコウ薔薇には蝶々が…。紅葉も春に花を付けます。
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2015年04月19日
俳句サロン
「90歳を超えてなお小説を書いている・・・と聞く文学者はいません。俳句だからこそ今も現役でいられるのでしょう」と言われますが、次々と出版される本は句集に留まりません。泉の如く次々と生まれる俳句、遠方の方達との交信は毎日20通にも及び、郵便局には朝夕二回投函に行かれるとのこと。最近では意欲的に春秋には吟行をしようと、先生のパワーには脱帽です。肖れるものなら肖りたいものと、心から願います。
今日の兼題は『空』、息子がスノーボードをしているところから、イメージを膨らませて作ったのですが、若々しい視点から読んでいると評価されましたので、ここに披露させて頂きます。
青空をボードで切り取る銀世界
今日の我が家の庭で咲いていた花々を紹介します。
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2015年04月12日
花の命は短くて・・・
今年のお花見は、徒歩圏にある近くの桜で、春を満喫しました。
寒い日に加えて雨が多かったので、4月に入った暖かなお天気の朝、スニーカーを履いて出かけました。
振り出しは「アサヒビール吹田工場の向かいにある迎賓館」、ウィークディと言うこともあって人気もなく、、美しく手入れされたお庭はものの見事に桜が咲き誇っておりました。
隣の片山神社も大きな桜の大木が並びます。
隣接する片山公園も春休みにもかかわらず子供たちの姿もあまり見かけることはありませんでした。のんびりできて空が広々と感じられて嬉しいです。すぐ近くに新しく出来た「大和大学」の校舎があります。
小高いところをいったん下って豊津駅をこえ、糸田川沿いに桜の小道を歩きます。ピカピカのランドセルをしょった子供がちらほら、桜をバックにお母さん達が入学式の前に写真撮影です。「入学式は雨模様、桜も散ってしまうから。」と、我が子の写真撮りに一生懸命です。
最後の江坂公園では、子ずれのママたちがあちこちでお弁当を広げて楽しそう。お年寄りのカップルも、お昼休みのビジネスマンも桜の下でランチです。一人でお弁当を食べているOLもいます。ここはあらゆる年齢の色々な職業の人が混然一体としてお花の下でお弁当を広げている様は、何とも長閑です。私たちも近くでお弁当を購入して仲間入り、近くて気楽でとてもいいお花見を味わいました。
我が家のただ1本の桜、、健気に今年も咲き誇りましたが、今ではピンクから緑に変わりつつあります。
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