2014年04月23日
受験生・・・・・4人 (2)

お稽古で毎月課題を提出し、審査を受けて(10級~特級~初段~七段~特待生)昇級昇段を重ね、その最上段が特待生になります。
七段から特待生に上がるのが難関で、普通は何年もここで足踏みして留まる人も多いのですが、今回の受験生たちは難なくクリアーしました。特待生になって師範試験(全国共通のものではありません)を受ける資格が出来、受験して合格して初めて師範になれるのです。
受験生・・・と言いますと、一般に、せいぜい二十歳ぐらいまでの若い方をイメージされることでしょう。
今回の受験生は高校生大学生のお子さんをお持ちのお母さん、お孫さんのいる還暦を超えて書道を始めた方、再開した方たちで「腕試しに受験されては如何ですか?」の、私の言葉に素直に応えてくださって、今回の運びとなりました。
高齢になって始められる方の多くは、「楽しみでしているので・・・」と、チャレンジしようとする方が少ない中で、前向きな気持ちの方たちをとても誇りに思います。
今まで私の書塾に来ていただいた方の最高齢は80歳でしたが、前向きに取り組まれ、どんどんお上手になられました。お稽古を始めようと思い立った時が始め時、年齢とは無関係、大切なのは気持ちであることを経験上から理解しています。
快進を続けて「成績を毎月孫にチェックされます!」と、明るくおしゃるSさん。好成績で作品が写真版に掲載され、その本を娘さんにお土産の1ツに持って行ったのに興味を示してくれなかった・・・・と、少しガッカリ模様のいつも溌剌のKさん。いつも穏やかで、マイペースでこつこつお稽古され「私も見習わなくては!」と思うMさん。学生のお譲さんたちに「よう頑張るね!!!」と、声掛けしてもらっているRさん。
皆さんのいい結果を心から願うばかりです。

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2014年04月21日
受験生・・・・4人 (1)
数種ある我が家の椿の中で、最後に咲く真赤な八重椿。
4月に入ると一層華やかに、ほかの花々を抑えて燃えるように咲き誇ります。
本格的な春の到来です。
書道も新学期を迎え、新春を迎えるのとはまたひと味違って大人も子供も心改まるフレッシュな気持ちになります。
先月、一般の部の生徒で七段から特待生になった方が3人おられ、嬉しいより驚きの方が実際大きかったです。
どんなお稽古でもそうでしょうが、上に行くほど上がるのが難しくなります。 今まで40年以上指導してきましたがこんな快挙は初めてなのです。
特に一般の部で特待生に上がるのには結構年数を要するのですが・・・・皆さんに共通するのは「書道が好き!!!」ということでしょう。
特待生になると、師範の受験資格が与えられ、そのテストに合格すると『師範』になります。国家試験ではありませんが、今までの努力が実り、実力がついて自信に繋がると思います。
師範試験は今月下旬、漢字部門2名、仮名部門1名、去年に特待生になっておられた硬筆部門1名、計4人が受験しました。
皆さんの健闘を祈り、良い結果に繋がってほしいと心から念じています。

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2014年04月20日
お稽古風景・・・・・1

日曜日の5時過ぎ、昨日来れなかった『S太』くん、ニコニコとやってきました。
今日は朝から試合に臨み、書のカリキュラムは毛筆で課題は「小さな犬」、いつもは仲良し3人組でやって来るのですが学童の後輩の可愛いH香さんと一緒になり、いつもと勝手が違うようです。
いつも集中して書いてくれるのですが、今日は試合の疲れがあるのか中々元気な字が書けません。





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2014年04月18日
再会・・・・2

ラトビアの I さんは母国語のラトビア語以外に、ロシア語・英語・日本語を話しますが、7年間ドイツ語を学んだそうです。「使わないと忘れてしまった」と言います。日本語も使わないと忘れてしまう・・・と、懸念します。
頭が良いだけでは何事も成しえないことを感じ、英語がなかなか覚えられないからと努力しない自分を恥ずかしく想うことでした。
「来年春ごろ、彼女と一緒に日本に来ます」とI さんは言い、日本の印象の良いことをとても嬉しく思います。
一つ残念に思うことは、同じ研究室の日本人学生との交流が希薄に感じられることです。彼の言葉によると「日本人の学生はパソコンにばかり向かっているので・・・」と。 友人はたくさんできて楽しい留学期間だったけれど、大学研究室で胸襟を開いての付合いがなかったことをとても残念に思いました。
ブラジルの M さんからも日本人学生について耳にしたことがあります。彼は日本文学の留学生で、ブラジルで大学在学中、日本語弁論大会で1位を取った人ですが「学部生は勉強しない。先生も就活の方に重きを置いて学生に甘い!」と言っていました。
国立大学学生は難関を突破してきているはずですが、勉学のみならず人間としての成長も比例して欲しいな~と思いました。グローバルな環境で学んでいるのに、国際的交流も深めて欲しいと願うことでした。
日本からラトビアまでダイレクトには便がありませんが、フィンランドで乗り換えると約11時間とのことです。
「ラトビアか大阪でまた会いましょう!」と言い、訪問するには春~夏の季節がいいようです。若い人はみんな英語は出来るそうです。
この次会うまで、英語の勉強をしておこうと真摯に想うことでした。

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2014年04月17日
再会・・・・・1

ラトビアのお土産
去年4年間の留学を終えラトビアに帰国していたIさんが、1年ぶりに日本にやって来ました。帰る時「1年後、また来ます!」と言っていた通りの来阪です。
十日余りの滞在ですが、なかなか出会うチャンスがなく、瞬く間に帰国前日になってランチをすることになりました。
まだたどたどしい日本語のころ、一緒にお稽古に来ていたEさんも誘って、阪大工学部の建物の15F のレストランで一緒に昼食を頂くことになりました。 I さんは誕生日が私と一緒・長男と一緒の歳と言うこともあって、親しみを覚えます。
ラトビアは九州位の大きさの美しい国で、今ごろの季節になると「夕食をして外が明るいのでゆっくり話し込んでいたら、時計を見たら11時にもなっていてびっくり!!!」と、青い目のI さんは話します。
E さんは「レバノンの国の人口は400万人だけど、外国の人が100万人もいます。だけどブラジルには400万人のレバノン人がいます。」と、手振りにI さんの通訳も加わって、今まで全く知らない世界が広がります。
彼は大学の世界ランキングに興味があってよく話題にします。「ハーバードが1番、東大が20番目くらい、阪大は70番目くらいだ」と。
そこで私は言いました。「ノーベル賞の受賞者は京大の方がずっと多いんですよ!」
彼の価値観に少なからず衝撃を与えたようで、眼鏡の向こうの眼がより一層大きくなったように思いました。

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2014年04月15日
展覧会作品制作・・・・・3
5月31日・6月1日の土・日の二日、吹田『浜屋敷・蔵ギャラリー』で、展覧会<学生の部>を開きます。
小学1年生から高校生まで、作品は春休み中に書き上げ、それぞれの印も押しました。
自分の書いた条幅作品を持って案内状の為の写真撮影をしましたが、みんなの表情はいろいろです。
とても嬉しそうな子もいれば、緊張して硬い表情の子も、笑った口元には前歯が取れていて年齢を証明していたり・・・・と、
どの子も可愛くて、思わずこちらの表情も緩みます。
案内状制作のための写真撮影も4月上旬に済ませ、準備は着々と進んでいます。
皆さんのご来場をお待ちしています。
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2014年04月12日
展覧会作品制作・・・・・・2

会期 2014年 5月31日(土) 11時~19時 & 6月1日(日) 10時~18時
会場 浜屋敷 蔵ギャラリー (吹田歴史文化まちづくりセンター)
春休み中の3月末の金曜日・土曜日の二日、展覧会のための作品制作をしました。
展覧会は毎年晩春に開催していますが、作品制作は春休み中に制作しています。
初めて参加する人が多い今年の展覧会ですが、みんな大きな画仙紙に楽しそうにチャレンジしてくれました。
今年のテーマは『山・川・海』、自分の好きな言葉を選んで書くのですが、みんな学年を飛び級して難しい課題を好むのでハラハラしました。
しかし、みんな高いハードルを難なくクリアーして、子供たちの可能性をしっかり見せて頂き、大きなパワーを頂きました。
子どもの伸びる力は、春!新芽を出す力強さと同じです。子供の能力の高さを実感しました。
皆さん、観に来てください!!! 元気いっぱいの作品が皆様をお待ちしています。
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2014年04月11日
桜・・・・・5

今日から大阪造幣局の通り抜けが始まりました。
数年前に行きましたがすごい人出で、桜に酔うより人に酔ってしまった覚えがあります。
この期間が終わると、本当に桜ともお別れですね。
近所で見かける桜も、葉桜に代わってきました。
良寛さんの句を紅葉から桜に代えて・・・・・・・散るさくら 残るさくらも 散るさくら
2014年04月08日
桜・・・・・4
幹も枝も細々として「育つかしら?」と思えるほどでしたが、一人前に枝の先には固い蕾が沢山ついていました。
息子の細やかな世話がみのって、4月に入って桜の花が1ツ開き、気が付けが満開!!!



大阪造幣局の通りぬけの始まるまで、我が家の小さな桜で『お花見』です。
大きい桜は見事ですが、掌ほどの桜もまた可愛い、ましてや手間かけ愛情かけた場合はなおさらです!!!
2014年04月04日
桜・・・・・3

ウィークディなので子どもを連れたママたちが大勢詰めかけて、さくらの下でのんびり春を楽しんでいます。
ビジネスマンも、昼食を終え会社に戻るしばらくの間、陽だまりで桜を眺めて一息入れています。
『桜』は、日本人の心に癒しを与えてくれる一番の薬のように想います。
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