2015年06月26日
一人旅・・・東京~上越妙高~金沢
梅雨の季節に、東京を皮切りに、美術観光巡りの気ままな一人旅に出かけました。
月曜の朝(8時半)に自宅を出て東京着12時。荷物をホテルに預けて、東京銀座三越で開催中の川端紘一スケッチ展に・・・・。
会場で友人と合流して、遅めのランチ後、銀座をぶらぶら。shopに入ってはいろいろ物色して、お気に入りをゲットです。
行き交うひとにTV局がインタビュー、私たちも声を掛けられて「携帯の待ち受けの画面」について質問を受けました。
黄昏の東京駅で「また会いましょう」と、半世紀に及ぶ友人とさよならをして、それぞれ帰途につきました。
翌日は上野の森を気ままに散策することに・・・。若いころは日展を研鑽の場としていたので都美術館に向かいました。ちょうど日工展が開催中だったので同級生の陶芸家井出照子さんの作品を拝見することが出来ました。楽しみにしていた黒田記念館は、あいにく点検の作業の為臨時休館でした。少し足を延ばせば姪が7年間通った東京芸大、興味ある展覧会でしたが時間の関係でスルーしましたが、後日TV美術館の番組でゆっくり観ることが出来、好かったです。
日展の祝賀レセプションは、私の出展していた頃は上野精養軒でした。思い出のレストランでランチしようと立ち寄りますと、今嵌まっている「天皇の料理番」とコラボしていて、徳蔵が料理人を目指すきっかけとなったカツレツを注文したのは言うまでもありません。
東京に発つ日を月曜にしたのは、仕事が片付かなかったこともありますが、この番組を見逃したくない!!! という気持ちが大きかったことは否めませんね。
想像だにしていなかった素敵な出会いで口福を得、至福の時を過ごしました。
和服のご婦人たちの後ろについて上野の森を離れ北陸新幹線の時間迫る東京駅に向かいました。
充実した楽しい東京の2日間でした。夕方5時過ぎには上越妙高駅で迎えの息子と出会います。
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2015年02月11日
和歌の世界・・・1

吹田に住む人たちに『浜屋敷』の名で親しまれている吹田歴史文化まちづくりセンターで、宮廷文化の和歌を学ぶカルチャーがあります。
講師に、鎌倉時代の歌人藤原定家の今につながる子孫「冷泉貴実子」氏を迎え、全4回で、すでに2回、2月8日と11日は終わりました。
この2回の講義の前後に、参加者の中で希望する方たちに毛筆細字の指導を仰せつかりました。
熱心な高校生大学生の中には書道には全くご縁のない方もいて、お役に立てて嬉しく思いました。
和歌の世界での書は、机上で書くことはしません。左手に紙を、右手に筆を持って自詠の和歌を書くので、皆さん苦労をされていました。
5・7・5・7・7で言葉を綴るのは和歌も短歌も同じですが、和歌にはお題があり、それを十分理解して詠み競う、平安時代から続く頭脳ゲームなのです。
ですから観えるままを詠む・自分の気持ちを訴えるのではなく、様式に従い、機転を利かしたり頭の中で考え創造する世界が求められます。
和歌の文字からも、言葉は大和ことばを使わねばなりません。例えば『早春』は漢語ですので使えません、「春早き」と言った具合です。もちろんカタカナの言葉もタブーです。
冷泉貴実子氏の気さくで温かいお人柄に触れて、楽しく有意義な時間を過ごさせて頂き、有難うございました。
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2014年11月28日
展覧会が始まります。

庭の山法師も紅葉が進むと同時に、落ち葉となって散ってしまい、寂しくなりましたが、写真でUPです。
いよいよ塾生の力作を発表します鶴悠会書展が始まります。
皆さん!是非ご高覧頂きますよう、よろしくお願いします。
会期 2014年11月29日(土)・30日(日)
会場 アトリエ梅原
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2014年10月08日
芸術の秋

高校時代の同級生で陶芸家の井出照子さんの個展に行ってきました。
会場は京都・銀閣寺道、哲学の道から一筋入った『ギャラリー揺』で、お庭の木々が空間を狭めることなくゆったりと落ち着きを与え、屋外の庭に飾られた彼女の大きな作品が自然と溶けあって、存在感を放っていました。

阪急河原町駅からギャラリーまでバス運が悪くて時間がかかってしまったので、作品を味わってすぐお暇し、すぐ近くの白沙村荘・橋本関雪記念館MUSEUM開館記念展覧会に移動して、閉館までの時間を、お庭と作品拝見しました。
中国明・清代における文人の理想に沿って、都市の中にあって深山の如く、橋本関雪画伯が此処に屋を結んで生涯かけて白沙村荘の庭を造り続けました。
入り口で写真の許可(屋外)を得て、撮影したものをセレクトして披露します。人影があまりない事も手伝って、過去にタイムスリップしたように静かにお庭を散策、京都の市井にありながら深山の如し・・・・。しばらく慌しい日常から解放され、芸術の秋、日本の秋を楽しませて頂きました。





お庭の終わりにある橋本関雪記念館MUSEUMでは、彼が19歳の時に描いた達磨大師図が私には一番心が惹かれました。
達磨の絵は今までたくさん観てきましたが、私たちから遠い遠い存在で親近感のないものばかりでした。しかし彼の達磨大師の絵は何ともピュアな暖かい人間像を彷彿とさせて、しばらく前で佇むことでした。

展示室2Fからは大文字の山が目の前に在り、その眺望をカメラに収めて帰途につきました。
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2014年07月04日
須遥会展
須遥会展が今日から3日間開催され、今年から私も出品しています。
色々なジャンルの作品があって楽しいです。私は染め作品(写真)・仮名作品・漢字&篆刻作品の3点を出品しています。
近くにお出かけされる折がございましたら、是非お立ち寄りください。
須遥会展 (書画・篆刻・拓・その他)
特別書画資料展示・・・書画資料列品解説5日(土)午後1:30より
と き : 平成26年7月4日(金)~7月6日(日)
午前10時~午後6時 (最終日は午後4時まで)
ところ : エル・おおさか9階(大阪府立労働センター)ギャラリー1・2
地下鉄谷町線「天満橋駅」来た2番出口西へ徒歩5分
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2014年05月06日
GW最後の日

ゴールデンウィーク最後の6日、千里山のギャラリエカフェ・ルパルクで開催されている「古代色茜染め・田中ゆきひと」さんの展覧会に行きました。
息子たちが通ったグレース幼稚園への通園路にあり、その時すでにギャラリーはありましたが、慌しく通り過ぎる毎日で、ゆっくり絵を鑑賞することはありませんでした。
コンクリートの打ちっぱなしのモダンな建物で、長野のゆきひとさんの天然の茜染めの作品が美しく色鮮やかに展示されていました。
草木染で、これほど美しく濃い茜色が染められるのかと、感じ入りました。
氏のお言葉によりますと、これほどの濃さを出すには染めるのに3ヶ月要するそうです。
もちろん絹ですが、繭にもこだわられていますので、色の深み味わい光沢、上品さ・・・に、この道40年の歴史が感じられます。
千里山東2丁目で駅から3分のところにありますので、お近くお通りの方に是非お立ち寄りになることをお勧めします。
ギャラリーの方とFBでお友達になったばかりなのに、厚かましく6時からのコンサートにも参加させて頂き、ゆきひと氏の奥様でシンガーソングライターのハートフルな楽曲演奏を拝聴し、のんびりと過ごした連休にピリオドを打ちました。

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http://www.atelier-umehara.com
2014年03月22日
大阪日展



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2014年03月21日
またまた、お引越しいたしました。太陽の塔にご挨拶。

永い間(約8年)の長きにわたり、楽天ブログにお世話になりましたが、先日Gooブログに引っ越したばかり・・・。
ですが、地域に密着したシティライフに落ち着くことになりました。
出来るだけ密に更新したいと思っていますので、皆様のご訪問頂きますよう、よろしくお願いいたします。
3月16日の日曜日、穏やかなお天気にめぐまれ、午後万博公園の日本庭園に梅見に行きました。
太陽の塔を、Backからまともに見るのは初めて、中々迫力です。

枝垂れ梅から顔をのぞかせる太陽の塔には、とても親しみが感じられますが、大阪万博のオープンの時には随分違和感を覚えたものです。
さすが岡本太郎さん、「芸術は爆発だ!」と仰っただけあって、大阪万博から久しくなりますが、そのデザインには老いを感じませんね。
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