2015年02月19日
異邦人?

月に1度、夕刻から仕事で京都に行きます。18日の6時から始まる審査の為に、5時半ごろ四條大橋を通りました。
傘を持った人も時折見かけましたが、お天気は快方に向かい、海外の観光客に交じり、橋の上から北に向かって黄昏前の景色をカメラに収めました。
通りすがりの人たちの会話は外国の言葉ばかり・・・・・『私は異邦人?』と、一瞬頭を過ぎりました。
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2015年01月08日
お正月のたのしみ


新春開館初日、重要文化財旧西尾家住宅に伺いました。設えに心が和み、お正月を味わってきました。
風呂敷や袱紗の展示もされるようで、日本の文化を身近で拝見できる機会が増え、楽しみです。
お正月の大きな楽しみでもある2015年の年賀状、沢山届き、有難うございました。
可愛い写真入りのものや、鉛筆で書かれたカワイイもの、絵や書や俳句の作品でもある年賀状・・・・・心温まり、嬉しいものばかりです。
一番遠いところから届いた年賀状は、ラトビアからでした。去年のクリスマスに投函されていますが、十日かかって届きました。
私は三十日に送りましたが、もう届いているかしら?



今年も春に日本にやって来るかしら?今からとても楽しみにしています。
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2014年12月24日
Big Christmas!!!
23日夕方、エリアスが日本を離れるので挨拶に来てくれました。
書道は忙しくてあまり来れなかったのですが、展覧会には顔を見せてくれ、またパーティーにも参加してくれて、楽しい思い出が甦ります。
大阪大学に国費留学院生として5年間、しっかり研鑽を積んで博士課程を終え、博士号も取得して、母国ではなくアメリカの大学の研究員として明日アメリカに出発し、新たな道に大きく踏み出します。
アメリカ・ワシントンDCに到着すると、久しぶりに家族一族が顔を合わせてクリスマスを祝います。
それに続いて妹さんの結婚式が執り行なわれ、、続いてパーティー・・・・と、Bigなセレモニーが続きます。
それが終わると、お母さんと就職先のミズリーに移動して、新しい生活に備えるようです。
お母さんはまだ3年お仕事があるので帰国しますが、長い間離れて暮らした息子としばらく一緒に過ごせるのは何よりのクリスマス休暇に違いありません。
Tea とクリスマスのチョコを頂きながら,希望に満ちたお話を聞くと、自分のことのように嬉しくなります。
またどこかで、お会いしましょう。
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2014年11月10日
修学旅行のお土産

izumi さんは、お姉ちゃんと一緒にお稽古に来たのが年中の幼稚園児でした。
中学になって豊中に引っ越しても継続してくれましたが、高校になると時間的に無理となりました。
しかし、高校では書道を選択し、時々アドバイスを受けに遊びに来ます。5歳から十年余り成長を見てきた私にとって、娘が戻ってきたような気持になって、お菓子を一緒につまんだり、学校の書道の話に花が咲きます。
先日、修学旅行のお土産、と届けてくれたお茶とお菓子・・・なんとロンドンとパリだったそうです。
「何日間?」と尋ねると、わずか2泊2泊だったそうで「せっかく遠いところに行っているのに、もっと長かったらいいのにね~」と、話すことでした。
うちの息子たちは北海道と沖縄でした。私は南九州、修学旅行中に確か宮崎で東京オリンピック開会式を見ました。
10月10日は、空が抜けるように青かったのが目に焼き付いています。
時代とともに修学旅行の行き先も随分変わるものですね。
2014年10月22日
誕生日

今年の私の誕生日は土曜日でした。確か私が生まれた曜日も土曜日であったと思います。
中学の頃の教科書で、表から割り出したように記憶していますが、もう半世紀も昔、昔で定かではありません。
土曜日は朝からお稽古で、一番年少の生徒4歳から熟年の方まで、書を通して1日楽しい時間を共に過ごしました。今も現役で仕事に携われることに感謝です。
留学中、書展に参加してくれたカザフスタンのターニャさんからは完璧な日本語のメールを、お誕生日が私と同じラトビアのイゴルさんからも日本語のメッセージを・・・・。ブラジル人のレオ&アサコさん・ご家族からも東京・ブラジルからHappy Birthday!!! のメールを頂いて、何より心温まる贈り物。FBのお友達からもたくさんお祝いのお言葉を頂戴し、とても嬉しく思いました。
お稽古終えて外に出ると、とてもきれいな夕焼け、黄昏時の空を仰ぎ寛ぎ和むことでした。
2014’展覧会(一般の部)は、来月11月29日(土)・30日(日)に、アトリエ梅原で開催いたします。
出品者は今、作品制作に励んでいます。楽しい個性あふれる作品をご期待ください!!!
ホームページ⇒http://www.atelier-umehara.com/
2014年08月12日
お土産

久しぶりに我が家を訪れたHさん、お母さんと旅したベトナムのお土産を届けてくれました。
優しい色の和的な雰囲気も漂う可愛い器、供のスプーンも可愛い!
彼女は就職先も決まっている語学が堪能な大学4回生、お母さんは今彼女と一緒に海外旅行するのが何よりの楽しみのようです。
この夏休みアメリカを訪問した彼女、、去年塾展で制作した干支の篆書を染めたタペストリーを、ホームスティした特別なご夫婦にお土産で持ってゆき、とても喜んでいただいた・・・・と。

アトリエにこの作品がかけられていた時、息子が「世界に通じる書作品」と、絶賛したことを思い出します。
今年の塾展にはどんな挑戦をしてくれるか・・・楽しみです。
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2014年08月04日
花子とアン・・・・1
MHK朝の連ドラ『花子とアン』を見ている方が多いようですが、「今日のスタートを切る・・・」って感じで、私も欠かさず観ています。
中学高校のころ「赤毛のアン」の大ファンで、アンシリーズを今も本棚に揃って並んでいます。
翻訳者村岡花子にも大変興味がありましたが、今のようにネットで調べる現代とは違って、その人となりについては何も知らぬまま今日に至りました。
親からもらっていたお小遣いは、ま~標準だったと思いますが、本や赤本(教科書の虎の巻)はお小遣いで気楽に買えました。本の後ろのページを開けると「赤毛のアンが130円」「もっとも分厚いもので180円」「もっとも薄いもので80円」でした。
ページをめくると字が細かくて、今の私には眼がきゅっと絞まるようで痛みを感じます。
その時からン十年の月日が流れましたが、夢中で読んだのが昨日のように想い出されます。
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2014年04月18日
再会・・・・2

ラトビアの I さんは母国語のラトビア語以外に、ロシア語・英語・日本語を話しますが、7年間ドイツ語を学んだそうです。「使わないと忘れてしまった」と言います。日本語も使わないと忘れてしまう・・・と、懸念します。
頭が良いだけでは何事も成しえないことを感じ、英語がなかなか覚えられないからと努力しない自分を恥ずかしく想うことでした。
「来年春ごろ、彼女と一緒に日本に来ます」とI さんは言い、日本の印象の良いことをとても嬉しく思います。
一つ残念に思うことは、同じ研究室の日本人学生との交流が希薄に感じられることです。彼の言葉によると「日本人の学生はパソコンにばかり向かっているので・・・」と。 友人はたくさんできて楽しい留学期間だったけれど、大学研究室で胸襟を開いての付合いがなかったことをとても残念に思いました。
ブラジルの M さんからも日本人学生について耳にしたことがあります。彼は日本文学の留学生で、ブラジルで大学在学中、日本語弁論大会で1位を取った人ですが「学部生は勉強しない。先生も就活の方に重きを置いて学生に甘い!」と言っていました。
国立大学学生は難関を突破してきているはずですが、勉学のみならず人間としての成長も比例して欲しいな~と思いました。グローバルな環境で学んでいるのに、国際的交流も深めて欲しいと願うことでした。
日本からラトビアまでダイレクトには便がありませんが、フィンランドで乗り換えると約11時間とのことです。
「ラトビアか大阪でまた会いましょう!」と言い、訪問するには春~夏の季節がいいようです。若い人はみんな英語は出来るそうです。
この次会うまで、英語の勉強をしておこうと真摯に想うことでした。

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2014年04月17日
再会・・・・・1

ラトビアのお土産
去年4年間の留学を終えラトビアに帰国していたIさんが、1年ぶりに日本にやって来ました。帰る時「1年後、また来ます!」と言っていた通りの来阪です。
十日余りの滞在ですが、なかなか出会うチャンスがなく、瞬く間に帰国前日になってランチをすることになりました。
まだたどたどしい日本語のころ、一緒にお稽古に来ていたEさんも誘って、阪大工学部の建物の15F のレストランで一緒に昼食を頂くことになりました。 I さんは誕生日が私と一緒・長男と一緒の歳と言うこともあって、親しみを覚えます。
ラトビアは九州位の大きさの美しい国で、今ごろの季節になると「夕食をして外が明るいのでゆっくり話し込んでいたら、時計を見たら11時にもなっていてびっくり!!!」と、青い目のI さんは話します。
E さんは「レバノンの国の人口は400万人だけど、外国の人が100万人もいます。だけどブラジルには400万人のレバノン人がいます。」と、手振りにI さんの通訳も加わって、今まで全く知らない世界が広がります。
彼は大学の世界ランキングに興味があってよく話題にします。「ハーバードが1番、東大が20番目くらい、阪大は70番目くらいだ」と。
そこで私は言いました。「ノーベル賞の受賞者は京大の方がずっと多いんですよ!」
彼の価値観に少なからず衝撃を与えたようで、眼鏡の向こうの眼がより一層大きくなったように思いました。

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2014年03月31日
桜・・・・1

急に暖かくなってくると、この季節は心が騒ぎます。
どうして?って、桜に心が乱れるからですよ。もう咲いたかな?、散らないうちに観なきゃ!!! と。
小さな花が空いっぱいに広がって、優しい桜色、花曇りだと、空に溶け込んで・・・・。
日本人は、ほんと桜が好きですね。日本から贈られたボストンの桜は有名ですが、秋の紅葉の方をアメリカ人は好むようです。

雪柳と桜が競い合って咲いています。この花の取り合わせは、私には忘れられない母の思い出と重なります。
母がくも膜下出血で北千里の循環器病院に入院していた折、桜と雪柳が美しさを競い合うように咲いておりました。
毎日通いましたが、往路と復路で桜の赤みが異なり、自然の力強さに慰められました。

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