2015年07月31日

ピアノのお稽古



第二の脳と言われる指を使うピアノ・・・ボケ防止にいいかな?と思い立って、ピアノを弾くようになって3年余り…。

いつまで続くかな?と、思っていましたが、最近楽しくなってきました。先生についているわけではありませんが、子供のころに習っていた楽譜を引っ張り出して、マイペースで弾いているだけですが。。。

子供のころ、ピアノの発表会で弾いた楽譜、そのお値段がナ、ナ、ナント35円!!!  なんと、遠~い昔なんでしょう!

少し前、加山雄三氏が対談で「昔、僕の家にはオルガンしかなくてね、バイエル74番の曲はピアノでないとダメなんだ!!!と言って、親にねだって買ってもらったんですよ。」




それ以来、ピアノを弾くときにはこのバイエル74番が加わりました。明るくリズミカルな楽しい曲で、子供の時この曲はかなり好きだったな~と、想うことでした。

譜面の中には、お稽古していた時の先生の注意事項が書き込まれていて、やっぱり子供の時につまずいたところは今もつまずきますね。




子供のころもっと練習しておけばよかった!と想うものの、今、楽しめているのも親のお蔭と、感謝です。
ピアノの横に飾られた写真の両親は、いつも優しく微笑んで聴いているように思います。



にほんブログ村HP-ボタン


にほんブログ村 ランキングに参加しています。
↓クリックしていただけると、励みになります。


  


Posted by 梅原 千鶴 at 22:00Comments(0)思い出

2015年07月22日

歓びの声 (師範テスト合格者)



年に一度、書道誌『暁』で、一般の部・特待生の資格を得た人にだけ受験資格が与えられている『師範テスト』があります。
今年も当塾から「硬筆部」に2人挑戦して、見事合格した中尾小千代さんを紹介します。
暁誌7月号に掲載された「師範テスト合格者決定!!! ーその歓びの声ー」からご本人の許可を得て転載いたします。
短い文章の中から、前向きにいろいろチャレンジする心を、パワーを感じとってもらえれば嬉しく思います。

硬筆部   中尾小千代  

 この度は、師範認定の合格通知を頂きまして本当に有難うございます。
 梅原千鶴先生のところに入塾しましたのは、娘4歳、息子4ヶ月の時、東日本大震災から自分と向き合うなかで、再び書を学びたいという気持ちからでした。
 実際には、育児と仕事、家の諸々を抱えながらのおけいこで、時間の捻出は常に課題ではありましたが、先生や教室の皆様に温かく支えて頂き、今日まで続ける事ができました。
 お陰さまで、娘も小三、息子も幼稚園に通うまで成長し、今は親子で先生のアトリエに通っています。
 三月に受験資格の特待生になることができ、滑り込みの挑戦となりましたが、このたびの思わぬ朗報に家族共々よろこびと感謝の気持ちで一杯です。
 これからも社会でお役に立てるように、一生精進して参りたいと思っておりますので、ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。


 もう一人受験されて、残念ながら不合格になってしまった方は、仮名、漢字、実用書何を書いてもいつも好成績の実力者です。私は「普段通りで挑戦して頂ければ・・・大丈夫 !!! 」と、軽く考えていたのですが、ご本人にとってかなり気持ちにプレッシャーがかかっていたようです。
 今回『平常心』の難しさを感じ入りました。「平常心のコツ」と言う本が出版されていますので、買って読んで、彼女に伝えたいと思います。
  
HP-ボタン

にほんブログ村 ランキングに参加しています。
↓クリックしていただけると、励みになります。



  
タグ :書道師範


Posted by 梅原 千鶴 at 12:00Comments(0)書道

2015年07月07日

須遥会展

7月3日・4日・5日、大阪天満橋『エルおおさか』 9階ギャラリーで、須遥会展覧会が開催され、、多くの方にご高覧頂きました。

お暑い中、お運び頂き、有難うございました。

私は4点それぞれ趣の全く異なる作風のものを選び、出品しました。百聞は一見に如かず、写真をUPしましたのでご高覧ください。


縦70cm×横200cmの大作、大きい印は「清神茗一杯」自刻印で、左下方の小さい印が千鶴の落款印です。

「喫茶去」は、禅宗で相手を叱咤する語で、「お茶でも飲んでしっかりせよ」の意ですが、「お茶でも召し上がれ」と言った日常即仏法の境地をしめす言葉と誤解されています。この作品を制作したとき、この作品に合う落款印が間に合わず、日本篆刻展で受賞した自刻印「清神茗一杯」を押印し、その左に小さい千鶴の落款印を用いました。「清神茗一杯」は、美味しいお茶を飲めば神(心)も清らかになる・・・と言った意で、お気に入りの作品の一つです。

蓮の花のスケッチ画に般若心経を書き込み、絵と書のコラボを試みました。父が他界したのがちょうどお盆でしたので、父を偲んで書きました。


金子みすずの詩「大漁」、この詩に初めてであった時、衝撃を受けたことを今でも鮮明に想い出します。

人間は「大漁」で喜んでいても、海の中ではいわしの「とむらい」をする・・・この言葉に、今まで気づかなかったこともショックでした。

この作品をもとに、型染めのタペストリー(暖簾仕様)をセットで展示いたしました。型彫、染め、縫製に至るまで私の手作業です。





                       HP-ボタン


にほんブログ村 ランキングに参加しています。
↓クリックしていただけると、励みになります。











  

Posted by 梅原 千鶴 at 22:00Comments(0)美術書道