2014年07月20日

祇園祭り宵宮

kyouto

7月16日、所用で京都に出かけました。折も折、祇園祭りの宵宮なのでどんな人出かと懸念していましたが、普段とそう変わらなかったので、スムーズに道を歩くことが出来ました。

烏丸二条で用事が済むと、三条まで下がって京都文化博物館で開催中の黒田清輝展を鑑賞、会場内で絵に観入るS先生と出会い「来年の須遥会展には絵を是非出品してください!」と要請を受けてしまいました。S先生は先日開催された須遥会の代表で、「書画の美を語る会」を主宰され、しばらく講義に通っていました。教室が遠くて続けられず・・・・残念でした。

文博の周りは普段と異なり、出店がいっぱい。例年の人出ではなく少し物足らないようにも感じつつ、若い人の着物(浴衣)姿が目につきました。京都ならではのお店を「カシャ!」とシャッターを切れば、颯爽と浴衣姿のカップルが入ってしまいました。


鉾を見たいと思っていたのに、通る道がまずかったのか?・・・写真に収めることが出来ませんでした。

今年から前祭・後祭が復活したせいでしょうか、チョット勝手が違いましたが、もう「後の祭り」でした。

四條通りを渡って、四條河原町の交差点はお巡りさんがいっぱい目につきましたが鉾に出会えないのは何ともじれったいことでした。




懸念していた足も何とか持ちこたえて、無事帰途につきました。





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Posted by 梅原 千鶴 at 23:00Comments(0)行事思い出季節

2014年07月07日

七夕

七夕


7月7日は七夕です。子供が幼稚園・小学校1年あたりまでは、季節の行事として取りいれられて親子で楽しみましたが、息子たちも成長するにつけ、季節の行事もだんだんと記憶の彼方に遠ざかってゆきました。

久しぶりに天満橋まで『おけいはん』を利用しました。「おけいはん」とは京阪電鉄のことで、京都と大阪を結んでいます。
改札近くに笹が飾られ、願い事を書く紙に筆記用具まで揃っています。「書いて笹に結ぶ」だけなので、いっぱい願い事が・・・・。

内容は?と言えば、子供たちが書いたころとは異なって随分現実的で、切実な思いが認められておりました。

高校生は何をお願いするのでしょうか・・・・成績UP!それとも希望校に受かりますように!



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タグ :七夕行事


Posted by 梅原 千鶴 at 20:00Comments(0)行事季節

2014年06月27日

展覧会・・・・3

壽山


展覧会・学生の部を浜屋敷の蔵ギャラリーで開催するようになって3回目ですが、ここは半切のお軸作品を飾るにはとてもいいところです。

子供たちにとって、ギャラリーから一歩外に踏み出せば空が大きく広がり、旧家の佇まいが今に残るとてもいい環境です。

手前「壽山」は、6年生のひえい君の作品です。篆書に初めて挑戦しましたが、普段の彼の筆使いが篆書の線質にマッチしていて、とても素晴らしいものになりました。今回おとうさんも一緒に観に来てくださったのですが、本人はチョット恥ずかしいのか落ち着かないように見えました。

「世界の海」を書いたゆいさんは、陸上で頑張るお習字大好きなお嬢さん。土曜日曜は練習や試合でなかなかお稽古に来れませんが、時間をやりくりして頑張ってくれています。筆使いもしっかり丁寧に書くので、線質はとてもよく、形も美しいです。

テレビでアスリートたちのお話をよく耳にしますが、小学生の彼女もアスリートたちと同じように厳しく自分を律していて、スィーツは食べないようです。ゆいさんの引き締まった線質は、日常の彼女の生活からきているように感じます。

5年生のカエトくんとリュウタロウくんは「白銀連山」「浜千鳥」を書きました。彼らの好きなものと名前が似ていたからだそうですが、子供らしい発想を楽しく聞くことでした。



、「赤富士」から「青い海」までは{展覧会・・・2}で書きましたので割愛しますが、「観潮船」「浜辺の歌」「四海太平」を書いたげんき君ひびき君そうた君は4年生の男の子、仲良し3人組で揃って今回初出品です。いずれも画数が多かったり、バランスの取りにくい難しい字でしたが、集中力全開で書いてくれましたので、それぞれの個性がよく出た佳い作品になりました。


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Posted by 梅原 千鶴 at 23:00Comments(0)行事書道

2014年06月15日

展覧会・・・・2

2014年展覧会学生の部


ここに並んだ4名の作品は、今年初出品の小学二年生3人と、3年生1人です。

習い始めて1年未満にもかかわらず、みんな堂々と書いています。初めて持つ大きい筆も大きい紙も、彼女たちにとっては半紙とちっとも変らないようです。

展覧会の作品制作でアトリエにやって来たはるかちゃんは私に「3文字で漢字ばっかりがいい!」と、自分の希望を告げました。その時点ではまだ1年生、漢字と言ってもあまり習ってはいません。しかし、「習っていないのは覚えるから・・・・」と、とても前向きです。

今年のテーマは『海・山・川』、いきなりハイレベルな注文にどうなることかと思いましたが、いつも落ち着いてしっかり取り組んでくれるはるかちゃんを信じて任せることにしました。・・・・そして書き上がったのがこの「赤富士」です。


ピアノ・バイオリンのお稽古をしているあやなちゃんは、やっぱり『音』の入った言葉を選びました。谷川のサラサラ流れる音が聞こえてくるように、山の澄んだ空気を呼吸するように、しっかりと爽やかに書いてくれました。


しっかりと自分の意見が言える観察力の眼を持ったゆうなちゃんは、エネルギッシュに「若草山」を表現し、その中にも優しさが籠った作品となりました。名前は漢字でも書けるけれど、あえて平仮名で書いたのには彼女なりに考えがあってのことのようです。

硬筆の展示された自分の作品に見入るゆうなちゃん、後姿はちひろの絵を想いだします。




3年生のかのあちゃんは、お兄ちゃんがお稽古に来ていた関係で、よちよち歩きのころから知っていますので、初出品と言っても長~いお付合いのような気がします。

力いっぱいの堂々とした『青い海』は、いつもニコニコ笑顔よしの可愛い女の子が書いたように思えないぐらいです。お母さん、おばあちゃんと一緒に観に来たかのあちゃん、表具した作品の前で笑顔満開です。




初出品とは思えないぐらいみんなしっかりと書いてくれて、わたしもとても鼻が高いです。

また来年も頑張りましょうネ!!!




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Posted by 梅原 千鶴 at 20:00Comments(0)出来事行事思い出書道

2014年06月13日

大阪府立近つ飛鳥博物館特別展

近つ飛鳥博物館



大阪府立近つ飛鳥博物館で、4月26日から6月29日まで、平成26年度春季特別展「ヤマト王権と葛城氏」と題し、考古学からみた古代氏族の盛衰・・・を、開館20周年記念特別展として開催されています。

5月の下旬に、夫の運転する車で見に行きました。ここは不便なところにありますが、その分自然がたっぷり・・・・、車から降りると透き通るような鶯の声があちこちから耳に入り、それだけで心が和み、日常の慌しさから解放され寛ぎを感じます。

建物は安藤忠雄氏の設計の個性的な建物で、階段を上に上に上って入館します。足の悪い方のための入館方法はあるのでしょうが、夫について歩いていると入口に辿りつくころには息が荒くなりました。





学芸員の方が「今回の特別展ではたくさんの方が観に来てくださって・・・」と、嬉しそうに話されていました。今までに見学した色々な博物館の展示より身近で親しみやすいように感じました。

開催もあと2週間ほどになりました。15日(日)考古学セミナー、22日(日)講演会、28日(土)土曜講座と、内容も充実しています。

考古学に興味ある方は必見です。古代社会に関心のない方も是非鶯の囀りを聴きにお運びください。





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Posted by 梅原 千鶴 at 23:00Comments(0)出来事行事季節

2014年06月06日

伊丹・町歩き

伊丹小学校



先日、所要で伊丹に出かけました。その帰り、かつてお世話になったギャラリーをお尋ねしようと伊丹小学校の前を通りました。

ここは夫が子供のころ通った小学校で、歴史を校舎に反映した建築になっていて、お城のような佇まいです。

近年、運動会が残暑厳しい秋を避けて、春に開催されているようです。運動場ではその練習が繰り広げられていました。




もとは塀はなかったようですが、いろいろ事件がありましたので、部外者の侵入を防ぐようになっています。

そんな中に「東の芭蕉 西の鬼貫」と称された江戸時代の俳人で伊丹出身の『鬼貫』の碑が建っていました。

下部に「行水のすてどころなし虫の声」が刻まれています。

伊丹小学校


下校時間と重なって、子供たちが元気よく校門から出てくるのと出会いました。

可愛い子供たちの頭の上にこのような幕が張られ、私たち子供のころには当たり前だったことが標語として掲げられていました。

學校・家庭・地域が一団となって、子供たちの健やかな成長を見守っていることを感じました。



 『鬼貫顕彰俳句大会』が、鬼貫の忌日8月2日、柿衛文庫で開催されます。興味ある方は是非ご参加ください。



http://www.atelier-umehara.c

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Posted by 梅原 千鶴 at 16:28Comments(0)出来事行事思い出俳句友達

2014年06月02日

ご高覧有難うございました。

第33回鶴悠会書展


2014年第33回 鶴悠会書展 無事盛会に閉会いたしました。

今までの中で最も多くの方にお運び頂き、ご高覧頂きましたこと、心から厚く御礼申しあげます。

有難うございました。

好天に恵まれた土曜日、大きな木の下でイベント『みんなで書こうよ、大きな筆で!!!』にチャレンジしました。

毛の長さ30cmの大きな筆で、160cmX300cmの大きな紙に、小学生の子供たちは1画づつ筆を繋いで『馬』を書き上げました。


大書『馬』


中学生の参加者は少なかったため、若いお父さんたちの参加で大いに盛り上がりみんなの心も一つになって『和』が出来上がりました。




小学生以下の小さいお子さんにも大きい筆で認めて頂きました。最初尻込みしていた坊やもお兄ちゃんお父さんの書いているところを見て自分と背丈が同じぐらいの筆で「よいしょ!」と墨を運びます。 子供は天才、ピカソの絵を思い出させるアートが出来上がりました。




、庭を挟んでギャラリーの向かいにある母屋の喫茶部は、真夏日でもあり、大書を終えて『書き氷』じゃなかった『かき氷』でみんな涼を求めて喉を潤していました。皆さん、お疲れ様でした。

多くの方たちのご協力に支えられて、第33回鶴悠会書展恙無く盛会裏に終了しましたこと、感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。 



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タグ :書道展覧会


Posted by 梅原 千鶴 at 20:00Comments(0)出来事行事書道

2014年04月15日

展覧会作品制作・・・・・3



5月31日・6月1日の土・日の二日、吹田『浜屋敷・蔵ギャラリー』で、展覧会<学生の部>を開きます。

小学1年生から高校生まで、作品は春休み中に書き上げ、それぞれの印も押しました。

自分の書いた条幅作品を持って案内状の為の写真撮影をしましたが、みんなの表情はいろいろです。

とても嬉しそうな子もいれば、緊張して硬い表情の子も、笑った口元には前歯が取れていて年齢を証明していたり・・・・と、
どの子も可愛くて、思わずこちらの表情も緩みます。

案内状制作のための写真撮影も4月上旬に済ませ、準備は着々と進んでいます。

皆さんのご来場をお待ちしています。

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Posted by 梅原 千鶴 at 22:00Comments(0)美術行事友達書道

2014年04月11日

桜・・・・・5

桜

今日から大阪造幣局の通り抜けが始まりました。

数年前に行きましたがすごい人出で、桜に酔うより人に酔ってしまった覚えがあります。

この期間が終わると、本当に桜ともお別れですね。

近所で見かける桜も、葉桜に代わってきました。

 良寛さんの句を紅葉から桜に代えて・・・・・・・散るさくら 残るさくらも 散るさくら  


Posted by 梅原 千鶴 at 23:00Comments(0)行事季節俳句

2014年04月04日

桜・・・・・3

花見


春休み中のお昼、江坂公園のそばを通りました。

ウィークディなので子どもを連れたママたちが大勢詰めかけて、さくらの下でのんびり春を楽しんでいます。

ビジネスマンも、昼食を終え会社に戻るしばらくの間、陽だまりで桜を眺めて一息入れています。

『桜』は、日本人の心に癒しを与えてくれる一番の薬のように想います。


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Posted by 梅原 千鶴 at 13:30Comments(0)行事季節友達