2014年05月01日

鶴悠会書展・・・・・学生の部

山吹


毎年GWの後に学生の部の展覧会を開催しています。

今年は5月31日(土)・6月1日(日)、吹田浜屋敷の蔵ギャラリーで開催します。

春休み中に作品を書き上げ、案内状の為の写真撮影を済まし、作品を表具屋さんに出してお軸にしてもらいます。
現段階ではすべてクリアーして、案内状も出来上がり、5月10日の最初のお稽古日に手渡します。

案内状は出品者が作品を持って映っている写真が大きく入り、一人ひとり違った案内状となります。

一昨年までお願いしていたデザイン事務所が閉じられ、昨年から私がPCと大格闘で制作しています。

細かいところで多々気に入らないところはありますが、ご容赦ください。

大きな筆で、大きな紙に、みんなで書く『大書』も計画しています。

皆さん! 是非ご高覧頂きますよう、お待ちしています。

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Posted by 梅原 千鶴 at 18:00Comments(0)友達書道

2014年04月23日

受験生・・・・・4人 (2)



お稽古で毎月課題を提出し、審査を受けて(10級~特級~初段~七段~特待生)昇級昇段を重ね、その最上段が特待生になります。

七段から特待生に上がるのが難関で、普通は何年もここで足踏みして留まる人も多いのですが、今回の受験生たちは難なくクリアーしました。特待生になって師範試験(全国共通のものではありません)を受ける資格が出来、受験して合格して初めて師範になれるのです。

受験生・・・と言いますと、一般に、せいぜい二十歳ぐらいまでの若い方をイメージされることでしょう。

今回の受験生は高校生大学生のお子さんをお持ちのお母さん、お孫さんのいる還暦を超えて書道を始めた方、再開した方たちで「腕試しに受験されては如何ですか?」の、私の言葉に素直に応えてくださって、今回の運びとなりました。

高齢になって始められる方の多くは、「楽しみでしているので・・・」と、チャレンジしようとする方が少ない中で、前向きな気持ちの方たちをとても誇りに思います。

今まで私の書塾に来ていただいた方の最高齢は80歳でしたが、前向きに取り組まれ、どんどんお上手になられました。お稽古を始めようと思い立った時が始め時、年齢とは無関係、大切なのは気持ちであることを経験上から理解しています。

快進を続けて「成績を毎月孫にチェックされます!」と、明るくおしゃるSさん。好成績で作品が写真版に掲載され、その本を娘さんにお土産の1ツに持って行ったのに興味を示してくれなかった・・・・と、少しガッカリ模様のいつも溌剌のKさん。いつも穏やかで、マイペースでこつこつお稽古され「私も見習わなくては!」と思うMさん。学生のお譲さんたちに「よう頑張るね!!!」と、声掛けしてもらっているRさん。

皆さんのいい結果を心から願うばかりです。




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タグ :書道師範


Posted by 梅原 千鶴 at 20:00Comments(0)出来事友達書道

2014年04月21日

受験生・・・・4人 (1)

八重椿


 数種ある我が家の椿の中で、最後に咲く真赤な八重椿。

 

 4月に入ると一層華やかに、ほかの花々を抑えて燃えるように咲き誇ります。

 本格的な春の到来です。

 

 書道も新学期を迎え、新春を迎えるのとはまたひと味違って大人も子供も心改まるフレッシュな気持ちになります。

 

 先月、一般の部の生徒で七段から特待生になった方が3人おられ、嬉しいより驚きの方が実際大きかったです。

 

 どんなお稽古でもそうでしょうが、上に行くほど上がるのが難しくなります。 今まで40年以上指導してきましたがこんな快挙は初めてなのです。

 特に一般の部で特待生に上がるのには結構年数を要するのですが・・・・皆さんに共通するのは「書道が好き!!!」ということでしょう。

 特待生になると、師範の受験資格が与えられ、そのテストに合格すると『師範』になります。国家試験ではありませんが、今までの努力が実り、実力がついて自信に繋がると思います。

 

 師範試験は今月下旬、漢字部門2名、仮名部門1名、去年に特待生になっておられた硬筆部門1名、計4人が受験しました。

 

 皆さんの健闘を祈り、良い結果に繋がってほしいと心から念じています。 

  

 

八重椿




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Posted by 梅原 千鶴 at 15:00Comments(0)出来事友達書道

2014年04月18日

再会・・・・2

wagayano
我が家の菜園・きぬさや

 
彼らの国は日本と異なって、他国と接しています。そのせいもあるのか、母国語以外に数か国語を話します。

 ラトビアの I さんは母国語のラトビア語以外に、ロシア語・英語・日本語を話しますが、7年間ドイツ語を学んだそうです。「使わないと忘れてしまった」と言います。日本語も使わないと忘れてしまう・・・と、懸念します。

 頭が良いだけでは何事も成しえないことを感じ、英語がなかなか覚えられないからと努力しない自分を恥ずかしく想うことでした。

 「来年春ごろ、彼女と一緒に日本に来ます」とI さんは言い、日本の印象の良いことをとても嬉しく思います。

 一つ残念に思うことは、同じ研究室の日本人学生との交流が希薄に感じられることです。彼の言葉によると「日本人の学生はパソコンにばかり向かっているので・・・」と。 友人はたくさんできて楽しい留学期間だったけれど、大学研究室で胸襟を開いての付合いがなかったことをとても残念に思いました。

 ブラジルの M さんからも日本人学生について耳にしたことがあります。彼は日本文学の留学生で、ブラジルで大学在学中、日本語弁論大会で1位を取った人ですが「学部生は勉強しない。先生も就活の方に重きを置いて学生に甘い!」と言っていました。

 国立大学学生は難関を突破してきているはずですが、勉学のみならず人間としての成長も比例して欲しいな~と思いました。グローバルな環境で学んでいるのに、国際的交流も深めて欲しいと願うことでした。

 日本からラトビアまでダイレクトには便がありませんが、フィンランドで乗り換えると約11時間とのことです。

 「ラトビアか大阪でまた会いましょう!」と言い、訪問するには春~夏の季節がいいようです。若い人はみんな英語は出来るそうです。

 この次会うまで、英語の勉強をしておこうと真摯に想うことでした。
 
 


y我が家の八重椿
我が家の八重椿





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Posted by 梅原 千鶴 at 17:00Comments(0)出来事思い出海外友達

2014年04月17日

再会・・・・・1

お土産

                        ラトビアのお土産

 去年4年間の留学を終えラトビアに帰国していたIさんが、1年ぶりに日本にやって来ました。帰る時「1年後、また来ます!」と言っていた通りの来阪です。

 十日余りの滞在ですが、なかなか出会うチャンスがなく、瞬く間に帰国前日になってランチをすることになりました。

 まだたどたどしい日本語のころ、一緒にお稽古に来ていたEさんも誘って、阪大工学部の建物の15F のレストランで一緒に昼食を頂くことになりました。 I さんは誕生日が私と一緒・長男と一緒の歳と言うこともあって、親しみを覚えます。

 ラトビアは九州位の大きさの美しい国で、今ごろの季節になると「夕食をして外が明るいのでゆっくり話し込んでいたら、時計を見たら11時にもなっていてびっくり!!!」と、青い目のI さんは話します。

 E さんは「レバノンの国の人口は400万人だけど、外国の人が100万人もいます。だけどブラジルには400万人のレバノン人がいます。」と、手振りにI さんの通訳も加わって、今まで全く知らない世界が広がります。

 彼は大学の世界ランキングに興味があってよく話題にします。「ハーバードが1番、東大が20番目くらい、阪大は70番目くらいだ」と。

 そこで私は言いました。「ノーベル賞の受賞者は京大の方がずっと多いんですよ!」

 彼の価値観に少なからず衝撃を与えたようで、眼鏡の向こうの眼がより一層大きくなったように思いました。

 






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Posted by 梅原 千鶴 at 17:15Comments(0)出来事思い出海外季節友達書道

2014年04月15日

展覧会作品制作・・・・・3



5月31日・6月1日の土・日の二日、吹田『浜屋敷・蔵ギャラリー』で、展覧会<学生の部>を開きます。

小学1年生から高校生まで、作品は春休み中に書き上げ、それぞれの印も押しました。

自分の書いた条幅作品を持って案内状の為の写真撮影をしましたが、みんなの表情はいろいろです。

とても嬉しそうな子もいれば、緊張して硬い表情の子も、笑った口元には前歯が取れていて年齢を証明していたり・・・・と、
どの子も可愛くて、思わずこちらの表情も緩みます。

案内状制作のための写真撮影も4月上旬に済ませ、準備は着々と進んでいます。

皆さんのご来場をお待ちしています。

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Posted by 梅原 千鶴 at 22:00Comments(0)美術行事友達書道

2014年04月04日

桜・・・・・3

花見


春休み中のお昼、江坂公園のそばを通りました。

ウィークディなので子どもを連れたママたちが大勢詰めかけて、さくらの下でのんびり春を楽しんでいます。

ビジネスマンも、昼食を終え会社に戻るしばらくの間、陽だまりで桜を眺めて一息入れています。

『桜』は、日本人の心に癒しを与えてくれる一番の薬のように想います。


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Posted by 梅原 千鶴 at 13:30Comments(0)行事季節友達

2014年04月02日

桜・・・・・2



朝、お友達から「桜を観に、緑化植物園に行きましょう!」と、電話が入りました。

前回誘って頂いた時は、新緑の季節でした。

今回は『桜』がメインですが、人も少なくて植物園の名の通り、いろいろな植物に親しみ寛げる楽しいひと時を過ごしました。

枝垂れ桜


友人はこの枝垂れ桜が見たかったそうですが、盛りは超えていたものの、とてもきれいでした。

穏やかな暖かいお天気に恵まれ、その上、月に1度のハーブ園のハーブティーのおもてなしで、喉を潤しラッキーでした。

お友達のWさんに感謝です。「有難う!!!」


ryokka



緑化植物園



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Posted by 梅原 千鶴 at 20:00Comments(0)季節友達

2014年03月23日

慶沢園・・・・1



 大阪天王寺美術館で日展を鑑賞した後、隣接の慶沢園に寄りました。
穏やかなお天気で暖かくもあり、久しぶりにほっこりとした気分を味わいました。

 一緒に日展を鑑賞した友は大安吉日に肖って、長い間箪笥の肥やしとなっていた晴れ着に初めて手を通し、しっとりとしたきもの姿で日本庭園を散策しました。

 慶沢園は気持ちも落ち着く日本庭園ですが都心にあるので、樹木越しにノッポのビルがこちらを覗き込んでいます。

慶沢園


最近よくニュースに上るアベノハルカス、この慶沢園の池にその身を映して「すばらしい!!!」と、思っているかも?!

 


そこで一句、  池の面(も)のハルカスに住む真鯉かな


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Posted by 梅原 千鶴 at 20:00Comments(0)季節俳句友達

2014年03月22日

大阪日展


                                                  


天王寺美術館を慶沢園から望む。

東京で昨秋幕開けした日展は、1年かけて全国を回ります。
京都は年末年始のころで、京都ならではの『はんなり』さが感じられる会場です。
大阪は2月22日から3月23日までのもっとも寒い時期に天王寺美術館で飾られます。

若いころ一緒に日展に参加したお友達と一緒に鑑賞に出かけました。
今では公募展から引きましたが、出品者はかつて共に競い合った仲間ですので、そのころの作品が思い出されて、会話の弾む楽しい鑑賞会になりました。

第5科書を皮切りに、日本画、洋画・・・・と拝見し、常設展で日本の美をじっくり眺め、充実したひと時をすごしました。

1人で来たときは足早に帰宅するのが常ですが、今日は友に誘われ、美術館裏手にある慶沢園を散策、日本庭園を味わいました。

今日は午前中、俳句サロンでした。   そこで一句、  {長閑なり 日展 ハルカス 一心寺}






慶沢園



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Posted by 梅原 千鶴 at 14:00Comments(0)美術思い出季節芸術友達書道